8月の終わりは雑木林のあちこちで、ツル性の仙人草が絨毯のように広がります。

この仙人草、真っ白で清らかで少し甘い香りがします。でも毒草です。触っても食べても危険ですよー。

ところが民間療法では、扁桃腺の切り札として治療目的に採取されることもあります。あくまでも民間療法ですからね。方法をザックリいうと、仙人草の葉をもんで手首に貼り付けて炎症を起こさせるというもの。

葉は5分程度貼り、手首に水ぶくれができたらOK牧場。その後3年間は扁桃腺で熱が出ることはない。そして手首にはもれなく跡が残るというものだそうです。ヒョエー。

自分は扁桃腺が腫れることが無いので実験はできません。残念ー。なんてね。この方法で手術を免れた人もいるみたい。どうやら扁桃腺の高熱だけに作用して、他の症状や疾病には関係ないようです。プロの方々でもいまいち薬草として効能が明確に示せない草ですが、キンポウゲ科は基本毒性が強いです。綺麗でも気を付けよう!

食べれる野草もブームだし野草は薬草もかぶってるし、本だけじゃわからないよね。もうすぐ野山に猛毒のトリカブトも咲くけど、これだってプロが使えば薬草になります。

そういえば我家のエゴノキにも毒があります。今、実がタワワってまーす。毒は実にあります。成分はサニポン。

ヤマガラちゃんの大好物だよ!

ただし不思議とほかの野鳥は食べません。やはり毒のせいかな。食べるのは種の中身だからね。ヤマガラちゃんのクチバシはテコみたいだからパリンと割るのにバッチグー。あと一ヶ月もすれば食べごろだと思います。

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きのもと

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